では一連の不快な症状、苦痛を伴う痛みなどが電磁波被曝の影響によるものかどうかはどうしたら自分でも手っ取り早く確認できるだろうか?
現在の不快な自覚症状が本当に電磁波過敏症に起因しているのかどうか?ということである。
つまり家庭内でも簡単に実行できる何らかの分かり易い電磁波過敏症「判別法」があるかどうかということだ。
まずここでそうした判別法が必要と考えられる必然的状況といえば、身近な家族の誰かがそうした特定の不快な症状を自覚しているかどうかということであろう。
不快な症状があっても医学的検査ではそれらの症状に繋がる原因が見つからない場合が非常に多い。多くは原因不明の慢性的頭痛、めまい、首肩のこわばりや刺し込むような鋭い痛み、不眠症、初期段階では皮膚のかゆみ(掻痒感)、もぞもぞしたりピリピリする感覚(蟻走感)などが日常的に発生しやすい症状である。
アトピー性皮膚炎や化学物質過敏症や車酔いになり易いといったケースでも、その背景に電磁波過敏症が隠れている場合もある。
簡単な電磁波過敏症判別法は、日常一番身近にある電気製品(テレビや蛍光灯)のスイッチを入れた状態でその傍に近づいた場合と数メートル離れた場合とで自覚している不快な症状の変化を実際に比較検証してみることである。
体が電磁波に過敏になると、皮膚がぴりぴりしたりもぞもぞするなどして、身体全体がわずかな電磁波被曝にも反応するいわゆる感知センサーのような状態になっていることに気付くようになる。
ガスコンロの着火プラグ点火時や電気製品のスイッチを入れた瞬間に不快感を感じる場合などがそうである。
日常的に就寝時に長時間電気毛布を使用していないかどうかといった生活環境も確認すべきである。
電源モーターのそばに行ったときやコンピュータルームに入った瞬間に感じる不快感、あるいは車両運転時だけに発生する頭痛など特定できる身体反応そのものは多種多様である。
電磁波過敏症といっても、すべての電気製品、すべての帯域の人工的電磁波に反応するわけではなく、常に個人差、個体差を考えるておく必要がある。
手元に電磁波測定器(トリフィールドメーター)といった専用の電磁波測定機器がなくても有害電磁波そのものの影響の有無は調べることが出来る。
電磁波発生源に近づいて不快感が増したり痛みが増す、あるいは特定の周波数レベルで電磁波を被曝したとき、症状が酷くなって目の瞳孔が開くようであれば電磁波の影響があることが疑われる。
筋力反射テストの一種、カイロプラクティックの治療現場で活用されるOーリングテストの知識があれば電磁波被曝を対象にテストすることが可能である。(やり方はネットで情報を検索参照のこと)
車酔い(頭痛)など車両内での電磁波が原因しているようであれば、乗車して不快感の出現までの時間を毎回計測してみる。
この場合は車種によっても反応が異なるが、車両モーターやエンジンの位置や車両内のどこの座席に乗っているかも事前に確認する必要がある。(特に自動車による電磁波障害の場合は車種によって反応が異なる場合が多い。)
また身体の痛みの部分がはっきりしているのであれば、身近にある磁石を患部に当ててみたり細かく振り動かして検証する方法がある。電磁波過敏症による痛みの判別方法としてはこれは簡単である。
これには検査前に、まず周囲に電磁波の発生源となる他の家電製品などがないことを確認しておく必要がある。
磁石のN極とS極を相互に当ててみて、はっきりした痛みの増減や筋肉のつっぱり感に変化が生じる場合は
電磁波による障害の可能性が高いことになる。(手足の経穴(ツボ)を使った特殊な東洋医学的判別方法もある。)
磁石の代わりに携帯電話機でも判定できる場合がある。この際にも周囲に電磁波の発生源となる他の家電製品などがないことを確認しておく。
検査される者は普通に立った姿勢を保ち、検査をする者が少し離れた位置から携帯電話機の電源を入れ通話状態で被験者の頭や胸の方向に近づけていく方法である。
電磁波過敏症の人は数メートル離れていても身体反応が見られる。その際に被験者の顔色や瞳孔の変化、姿勢のふら付き、痛みに変化がないかを注意深く観察する。
(携帯電話に、すべての電磁波過敏症の人が反応するわけではない)
電磁波障害による痛みには特有の症状が伴う。上半身に多く発現しやすく、関節周囲の筋肉や靱帯の強い強張りと同時に重苦しく深部に鋭く突き刺さるような持続性の疼痛がある。
症状がすすむと血行が滞って、いたみだけでなく皮膚面に微妙な腫れやテラつきがみられることもある。微細な毛細血管の血行が阻害されやすく、痛みは眼の奥や首筋、背中や肩の周辺部分、または腕全体にまで及ぶ。
痛みが軽微な場合でも血圧の低下や疲労感、息苦しさ、手足が冷たく感じられ、冷や汗、胸周辺の痛み、不整脈、動悸、吐き気、偏頭痛、目まい、しびれ感、ひどい時はけいれんを起こす場合がある。もとより個別に検査をしても明確な原因が特定されないのがほとんどである。
これらの症状は、最近では原因が特定されない線維筋痛症(線維筋痛症候群)と診断されることが多いようである。